土浦市の結婚相談所ピュアリングのなかしまです。
私自身男性ということもあって「男性の婚活」に対して思うことがたくさんあります。
結婚相談所の仲人やカウンセラーの方はやはり女性が多いため、どうしても「女性から見た男性」のお話になりがちです。
今回は「男性から見た男性」について書いていきたいと思います。
収入や職業・学歴を盾に「上から目線」を気をつけろ！
婚活女性は男性に対して「収入や職業や学歴」を求めていると思っている男性は多いのでは無いでしょうか？
実際のところ、婚活している女性からも「年収はこれくらいで・・・」といった条件の話というのはよく聞きます。しかし結婚生活というのは綺麗事ではありませんので、おそらく「年収・職業・学歴」と結婚するのはおすすめできません。きちんと相手と心を通わせなければ他人が二人で暮らしていくというのは非常に難しいです。
さて、こういった女性の「収入や職業や学歴」を男性に求めてしまう背景について説明いたしますね。
男性からするとこういった女性の要望は「高望み」に感じてしまうかもしれません。しかし、冷静に考えてみるとこういった条件を男性に求める女性というのはおそらく「父親が高収入で安定した職業についていた」という可能性が高いかと思います。
家庭を築くにあたって、男性も女性もイメージするのは「自分が育った家庭」です。ですので実は女性は高望みしている訳では無くて「過去の普通」を求めているだけの可能性があります。
収入や職業や学歴に自信が有る男性の中で、女性に対して必要以上の自信を見せてしまう男性がいます。はっきり言ってNGです。
理由は女性は男性に対して「普通」を求めているだけだからです。そして普通の基準は様々です。
なので収入が700万円あって大手企業に勤めていたとしても、女性にとっては「普通」のことかもしれないのです。なのに、態度に出して威張り散らしてしまったら・・・、女性に対して「こんな年収の高いハイスペックな俺があなたと口をきいてあげようか」といった雰囲気を少しでも出してしまったら・・・、女性からすると「普通の男性なのに偉そうで無理」となってしまいます。
もしあなたが「高収入・ハイクラス・高学歴」だった場合でも油断してはいけません。さらに年齢を重ねており婚歴が無い場合は注意が必要です。
普通ならすぐに結婚できそうな「高収入・ハイクラス・高学歴」なのに、年齢を重ねても独身ということは「性格的・精神的に問題がある」と思われる可能性があります。
自分に自信が有る男性ほどお相手に「若い女性」を希望されるケースが有りますが、イメージしてみてください。あなたが20代の時に、若い男性が好きな40代のお金持ちな女性からアプローチされたとして好きになりましたか？
万が一その様な状況になっても、そういったお相手と結婚できる男性というのはほんの一握りです。それは女性にとっても同様なのです。
お金も職業もパッとせず「自己否定ばかり」な男も気をつけろ！
さて、反面お金も収入もあまり無く、職業もパッとしない。そんな男性が気をつけるべきポイントがあります。
それは「自信のなさ」です。
収入が低く、職業もパッとしない。自分のことをそう思えるのは「自分の仕事に誇りを持っていない」ということです。
考えてみて頂きたいのですが、世の中には「10代後半や20代前半」で結婚する男性がいます。こういった男性はお金持ちですか？安定した未来は約束されていますか？そんなことはありえません。
若年層の結婚は授かり婚が多い傾向ですが、それでも動物的本能で女性を射止めている訳ですから、こと「結婚」という世界においては強者です。
早く結婚する男性にあるのは「愛情と相手を幸福にする自信」です。
こういった男性と結婚する女性も、やはりその男性を愛しているから、信頼しているから結婚出来るわけです。もちろん将来的に離婚してしまうこともあるかもしれません。しかし、結婚をしたという事実はとても大きなことです。
話は戻りますが、収入も無く、職業もパッとしない。その様に「自己否定」をしている男性に女性は魅力を感じるでしょうか？
非常に簡単な話ですが、もし女性との出会いが有って、よくよく話を聞いている中で「家事を続けられるか自信が無い。出産に耐えられるか自信がない」などと女性に言われたら結婚したいと思いますか？
そんな自信が無い女性と結婚したいと思う男性はなかなかいないと思います。同様に自信が無い男性と結婚したい女性なんてほとんどいないということです。
つまるところ「収入が無く、職業に自信が無くても、男としての自信は持っているべき」ということです。実は自信をつけることはそんなに難しくありません。とことん自分を好きになれるくらい、自分を褒めたくなるくらい努力をすれば良いのです。
「好き」という感情や「愛」という感情を間違わない！
恋愛や結婚において最も大切なのが「愛情」です。愛情というのは目に見えないので中々理解が難しいものです。
ただ、婚活がうまくいかない男性は、もしかしたら女性に「愛情のなさ」を見抜かれているのかもしれません。
男性は女性よりも「社会的な生き物」と言われます。これはどういうことかというと「自分自身が信じる絶対的な自分の価値基準」よりも「他者を巻き込んで作られる全体的で相対的な価値基準」に振り回されがちなのです。
正直、男性の方が女性に対して「若さやルックスの良さ」を求めがちな傾向が強いのですが、それは「人に自慢できる彼女や奥さんが好き」という傾向が強いということです。
言ってしまえばそれは「所有欲」だったり「承認欲求」だったり「性欲」だったりするのですが、そういった「所有欲・承認欲求・性欲」と「愛情」は全く別のものです。
そういった男性特有の安っぽい「欲望」に女性は敏感です。もちろん、そういった男性の欲望に乗ってくれる女性もいるかとは思いますが「結婚」となると全くの別物です。
そういった「欲望」と「愛情」を混同してしまったりすると恋愛や結婚がうまく行かなくなる事があります。
では、愛情とはどういったものなのでしょうか？こと愛情という事に関しては女性の方が本能的に理解されている様に思います。
愛情に「損得・計算」は一切不要です。母は子に見返りを求めずに愛情を注ぎます。基本的に愛情に「駆け引き・損得勘定・欲望」は一切不要です。
ひたすら、どこまで相手を尊重できるのか。もちろん行き過ぎた自己犠牲はNGですが、自分の事ばかり考えずに相手のためを思い尊重しようとする気持ちが「愛情」です。
これらの区別が上手く付けられない場合は結婚は難しいです。
最後に
最後にまとめさせて頂くと「自信満々な男性はその自信で他人を不快にさせていないか」という事を考えるべきです。そして「自分に自信がない男性はせめて自信くらいは付けよう・努力しよう」という事を最優先するべきでしょう。自信はありすぎても毒、なさすぎても毒です。
どうしても男性は「欲望」に弱い側面がありますので、愛情と欲望を混同しないように。
そして他者に「愛情を注ぐ・尊重する」という事を理解できる様になればルックスや収入、年齢などとは関係なく女性と良い関係を築くことが出来るようになれます。
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